2021年度第7回メンズフィジーク東京選手権大会40才以上級に出場してきました。
さて、この結果をどう捉えるかです。
会員様はじめ一般の方々は「3位入賞おめでとうございます!」と言ってくれます。
しかし、連盟の方やJBBFの選手の方々は僕に対して「おめでとう」などとは一言も言いません。
優勝以外は「負け」と一緒なので、「おめでとう」という空気でもないんですね。
JBBFの選手の方はその辺の空気を読めるのだと思います。
そんな中!
僕が競技を終えて、午後は役員として働かなければならなかったので、余った役員用の弁当を目的に歩き回っていると、東京連盟・宮畑理事長、千葉連盟・元木理事長、埼玉連盟・大嶋理事長の3理事長がそろっているところに出くわしました。
そして元木理事長が、
「ステージ上で照れてるんだもん。あれじゃ勝てるわけないだろ!」
「身体は良くなってるのに、ステージングは3年前と一緒じゃないか!」
「顔もオレの次にカッコいいんだから、もっと自信持てよ!」
「(同じ赤羽の)5位になったあの選手(白石進選手のこと)。あっちの方がずっといい選手だ!」
的なことをコンコンと説教されました。
それを隣で大嶋理事長が「うんうん」とうなづき、その隣で宮畑理事長が爆笑しながら聞いているという風景。
しかし元木理事長は僕の全てをお見通し!
そう感じたものです。
これと似たようなことは他の審査員関係者からも何度も言われていることです。
なぜこの辺が改善されないのでしょう?
こういうことを言うと誤解も生まれるかもしれませんが、僕は元々「大会にどうしても出たい」という人間ではありません。
大会に出ている理由は1つで、「赤羽トレーニングセンター代表として大会出場経験があった方がビジネス上様々なメリットがある」と判断しているからです。
おそらく赤羽トレーニングセンター代表に就いていなかったら大会には出場していないでしょう。
そんな程度の選手です。
なので、ステージに立つと基本的に照れてしまうんですね。
「裸で脚光を浴びながらステージに立つ」だなんて…
よって僕の成績は予選落ちすることも少ないが、優勝することはない、といった成績が多いです。
いまだ優勝経験はありません。
勝ち切ることができない…
これはベストボディジャパンに出ている頃からでしょうね。
もし僕が本当にこれからフィジーク選手として勝とうと思ったら、トレーニングでもなく、ポージングでもなく、「ステージ上で自信を持つ」「好きでステージに立つ」といったようなメンタルトレーニング的なことが必要になるかもしれません。
モデルさんにステージングを習うものいいかもしれません。
もしくは、思い切ってボディビルに転向するか。
そこまでやるかどうかは未定ですが。
そこまでステージに立つことが好きではないとは言いましたが、だからと言って、大会出場を辞めようとしているわけでもありません。
大会に出ると選手仲間が増えたり、他にはできない経験ができたりと、楽しい部分も多いものです。
目標があるって幸せなことですしね。
減量する中で、毎年新たな発見があり、会員さんに新たなアドバイスもできます。
またJBBFの大会に出場することで自分がナチュラルであることを証明したいというのもあります。
こんな感じで大会を振り返ってみました。
ただ、今大会で9月20日のオールジャパンの出場資格は得たので、それについてはホッとしています。
早速申込ました。
減量再開です。
今回よりいいステージングができる日がくることを信じて挑戦はまだまだ続きます!
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