2019年8月9日筑波大付属病院腎臓内科外来にて尿検査、血液検査を受けるが、尿たんぱくの数値は0.5くらいで落ち着いているようだ(正常値は0.02~0.12)。
以前のような5という数値は風邪をひいた直後ならではの数値だろう。
腎生検の結果、IgA腎症と診断が再確定し、具体的な治療法の説明に入る。
主治医の齋藤先生「扁摘パルス療法を行います」
扁桃を摘出し、その後ステロイドの点滴治療と内服薬で治療する方法。
なぜ扁桃なのか?
免疫グロブリン(IgA)は免疫機能の1つで、風邪をひくなどをきっかけとして異常なIgAが作られてしまい、それが腎臓に付着して炎症を起こす。
その異常なIgAが作られるのが扁桃なのだ。
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この病気の根源である扁桃を除去し、その後ステロイド治療薬によって腎臓で起こっている炎症を抑えるという治療法である。
手術なので入院を必要とし、ステロイド治療も点滴治療を3週間近く続け、その間免疫機能が落ちるので、これも入院が必要だ。
扁桃を診てもらうため筑波大病院内で腎臓内科から耳鼻科に回される。
耳鼻科の先生「よくね、腎臓内科の先生から扁桃摘出についてお願いされることは多いんですよ~。へっへっへっ…」
特徴的なしゃべり方をする先生だ。
「口を開いて『あ~』と言ってください」
扁桃を診られる。
「扁桃は特に大きいということはないですね。へっへっへっ…」
扁桃摘出手術の説明を受けるが、手術レベルとしては比較的簡単な方で、命にほぼ別状はないということ。
ただ全身麻酔をする必要があるので危険度はゼロではない。
「あとね、術後は喉がね、少し痛いんですよ。食事もろくに摂れないので、皆さんベルト1つ分お腹凹んで退院されます。へっへっへっ…」
しかし、筑波大ではがんなど生命にかかわる深刻な手術を優先しているため、こちらの都合で手術日・入院日を決められないらしい。
1週間前くらいに、いきなり「来週来てください」となってしまうようだ。
僕「仕事上それは困る」
耳鼻科の先生「それではうちと提携している筑波学園病院を紹介します。そちらですとご自分のタイミングで手術と入院が可能なんですよ。へっへっへっ…」
耳鼻科の先生と腎臓内科の主治医の先生にそれぞれ筑波学園病院の紹介状を書いてもらう。
その後9月と10月にそれぞれ筑波学園病院に外来で行った後、
2019年11月10日~18日まで筑波学園病院に入院。
扁桃摘出の手術日は11月11日。
18日に退院後1日開けて11月20日~12月7日まで筑波大付属病院にステロイドパルス療法のために入院というスケジュールとなった。
続く。。
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