先日BLS講習会を受講してきました。

これはBasic Life Supportの略で一次救命処置と訳されます。

内容は主に心肺蘇生法とAEDの使用方法を学びます。
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このような知識はトレーナーとして持っていた方がいいものですが、僕が保有しているストレングスコーチの資格であるNSCA-CSCSにおいては、この講習会を受講することが必須なんですね。

数年に1回講習会を受講しなくてはならず、いつもは消防署で開催している講習会を受講していたのですが、今回株式会社リニアート様が課外研修として毎年外部から講師をお呼びして講習会を開催していて、今年はこれに参加することにしました。

株式会社リニアート様はアスレティックトレーナーを派遣する会社兼鍼治療院で、ストレングスコーチの仕事があるときに僕に紹介してくれることがあり、日ごろからお世話になっている会社です。

心肺蘇生法は僕が大学院の頃から散々勉強し、20代の頃、体育教師をやっていた時代も保健の授業で教えていたことなので、内容はかなり頭に入っています。

しかし!

10年以上前くらいから少々内容が変わっているようですね。

昔は心肺蘇生の「ABC」といって、AAirway(気道確保)→BBreathing(人工呼吸)→CCirculation(心臓マッサージ)の順で行っていたのですが、今は順番が違います。

現在はC(胸骨圧迫)→A(気道確保)→B(人工呼吸)の順で行います。

胸骨圧迫(心臓マッサージ)が重要とされていて、意識がなかったらすかさず胸骨圧迫をするというマニュアルになっています。
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なので、学生時代に覚えたことを一度リセットして新たに覚えなおす必要がありました。

人工呼吸を終え、胸骨圧迫を繰り返したらAEDを使うという流れになっていきます。

最後には筆記試験と実技試験があり、なんとか両方クリアしましたが。

この歳で新たなことを覚えるのは苦労しますね。

ということで、修了証をいただき、NSCA-CSCSの資格更新も無事終了です。
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