明けましておめでとうございます。
何とか週1回のブログ更新を頑張っています。
今年もよろしくお願いします。
今回もテレビネタ(終了している番組)で、やっていたテーマは「マイオカイン」。
話はまず日本人の6人に1人が糖尿病、または糖尿病予備軍というところから始まります。
ちなみに今流行の新型コロナで重症化したり亡くなったりするケースのほとんどは糖尿病などの基礎疾患がある方が多いという報道ですね。
目に見えない新型コロナを気にするより、予防法が確実な糖尿病を予防する方が手っ取り早い気がするんですけど…
話を戻しまして。
そして、糖尿病の原因である血糖値を下げる新たなホルモンが発見されたとのこと。
正確には高血糖の原因となるのは脂肪肝(脂肪が肝臓の30%以上を占めた状態)であることがわかってきた。
マイオカインには脂肪を分解する役割があるので、脂肪肝も防ぐ効果があり、結果として高血糖を抑えることができるというメカニズムのようです。
よってマイオカインをうまく分泌できていないと、見た目は太っていなくても脂肪肝になってしまう可能性もあるとのこと。
ちなみにこのマイオカインは(まだマウス実験の段階なようですが)脂肪を分解するだけでなく、脳の認知機能を改善したり、骨を丈夫にしたり、がん細胞を抑制するといった論文もあるようですが、それはまた別のお話。
そしてこのホルモン、筋肉から分泌されるようです。
なので、前回のアディポネクチンのブログ(筋トレは世界を救うvol.9~アディポネクチン~
: 【オフィシャル】赤羽トレーニングセンター代表のブログ
(blog.jp))では脂肪からホルモンが分泌されているので、脂肪も臓器の1つとして考えられているというお話をしましたが、マイオカインは筋肉から分泌されているので、筋肉も臓器の1つとして捉える、ということになりますね。
ちなみにマイオカインは1つのホルモンを指すのではなく、20種類以上あるといわれる筋肉から分泌されるホルモンの総称になります。
最近発見されたようなのでまだ研究段階のようですけどね。
ここで言いたいことはもうおわかりですね。
筋トレはマイオカインを増やします。
ただうまく分泌させるにはやり方にコツがあるようです。
運動量の多さに比例して分泌量も増えるようですが、限度があり、ある一定以上はいくら強度を増してもそれ以上の分泌量は望めないとのことです。
番組内では週に1回激しい運動よりも、軽い運動を毎日続けた方がトータルでマイオカインの分泌量は多くなるということを紹介していました。
そうなると「運動は筋トレしかしない!」という方は週2~3回は行いたいところですね。
もちろん、その他に有酸素運動を自分でしっかりやっている方は週に1回の筋トレでも十分だと思います。
筋トレでダイエットできる原因として、ここまでテストステロン、成長ホルモンなど紹介してきましたが、このマイオカインもダイエットに大きく貢献しそうですね。
こうしてまた「筋トレが世界を救う」の根拠がここに記された。

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