今回のブログは半分愚痴のようなものです…

5/3東京ノービスボディビル選手権も近づいてきました。

昨年は大会1か月前に中止が決まってしまったので、選手は待ち遠しかったことでしょう。

ぜひ頑張ってもらいたいものです。

そんな中、申込締め切り日を過ぎても「何とか出場させてほしい」という問い合わせが数件ありました。

このような問い合わせは今回に限らず、毎年大会ごとにあります。

申込期限を過ぎたものは全て受け付けておりません。

今回はその思うところを述べたいと思います。

まず提出期限を過ぎた選手で多いのが個人登録の選手。

元々JBBFは加盟ジム制で、加盟ジムに入会している会員さんを選手登録させるというシステムでした。

そこにフィットネス系競技であるメンズフィジーク、ビキニフィットネスの上陸とともに登録制度の環境は変わり、加盟ジム以外でトレーニングしている選手も選手登録のチャンスを与えようとしたのが個人登録制度です。

しかしこの個人登録、初めて大会に出場する選手にとってはそこそこ危険な登録方法です。

自分から動き、情報を集めないと大会の情報は入ってきません。

そこには「申し込み締め切り日」の情報も含まれます。

申込提出期限に遅れた選手の言い分のほとんどが「申込期限を知らなかった」ということ。

加盟ジムに所属していると、だいたいコーチが大会の情報を教えてくれます。

しかし個人登録だと誰も教えてくれません。

それを覚悟して自己責任の元、個人登録をしてもらいたいのですが、それもなかなか伝わってないですよね。

「知らなかった」というのを正当な理由であるかのように電話してきます。

初めて大会に出る場合はまず加盟ジムに所属し、JBBFの大会に慣れてきたら個人登録に移行することをお勧めします。

それともう1つの理由は、JBBFではボディビル(フィジークなども含む)をスポーツとして扱っていること。

ボディビルは捉え方によってはスポーツではなく、ショーやエンタテインメントと捉えることもできます。

他者と競争するのではなく、ナイスバディの人がステージ上に立つだけで見栄えするものです。

そしてスポーツにつきものがルールの遵守です。

ルールのない競い合いはただの喧嘩ですからね。

提出期限を守ることもルールの1です。

「提出期限も守れない選手はステージ上でのルールも守れない」

これは邪推ともとれますが、あえてこのように解釈します。

当然「知らなかったからルールを破るのもOK」ともなりません。

元々そんな考えがあって申込期限を過ぎたものは受け付けてないのですが、そんな中次のようなSNSの投稿をみつけました。

他団体であるベストボディジャパンさんが申込期限を過ぎた場合、延滞料金を支払う条件で出場を認めるというものです。
2021-04-09 (2)

ベストボディジャパンさんの事務局も同じことで苦労してますな~と。

そして「相変わらず金儲けに走ってるのか」と一瞬思いましたが、

後から「これはこれでアリだな」と思いました。

先ほど述べたように、ベストボディジャパンさんはじめ、他団体のマッスル系コンテストはショーやエンタテインメントとして捉えています。

ステージに立って筋肉美を魅せることがショーであるなら、お金で解決することは決して「悪」ではないと思いました。

一方ボディビルをスポーツとして捉え、また、公益社団法人であるJBBFとその傘下の団体が、このようなことをお金で解決したら、それこそ大問題です。

順位をお金で買うようなものですからね。

ではお金を払わなければ、遅れても認めて良いのか?

結局NOです。

そんなこんなな考えで東京連盟では申込期限を過ぎた場合は出場を認めておりません。

事務局に「何とか認めてほしい」という電話での問い合わせはしないでいただきたく思います。

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