さて東京ノービスボディビル選手権まであと2週間とちょっとです。

選手の皆さんは昨年出場できなかった分まで頑張っていただきたいものです。
第29回_東京ノービス_A2poster_修正

この東京ノービスは一昨年までは東京オープンと呼ばれていました。

「オープンの方が良かったのになぜ変更したのか?」

NPCJを想起してしまい、変更したことにショックです」

こんなコメントをSNSで何度か目にしました。

そこで今回は「なぜ大会名を変更したのか?」

その経緯について説明しましょう。

「オープン」と名の付く大会は、我々の身近では東京オープンの他に北区オープンがあります。

最近では湘南オープンや横浜オープンも出てきましたが、ここからはわかりやすく北区オープンだけを例にとって話を進めましょう。

実はこの東京オープンと北区オープンでは「オープン」の意味が全く異なります。

東京オープンの「オープン」は東京で年度の最初に開催される大会であることから、「開幕戦=オープニング」を意味するオープンなのです。

一方、北区オープンのオープンは「オープンゲーム=参加資格に制限がなく、だれでも参加できる試合や競技。公開競技」(デジタル大辞泉より)の「オープン」になります。

プロ野球でいえばセ・リーグ、パ・リーグ関係なく練習試合が行われる「オープン戦」のオープンと同じですね。

よって、北区オープンは他県からでも参加できますし、JBBF登録してなくても参加できる大会です(ただし、レベルの低い大会にするため優勝、入賞経験のある選手に制限を設けています)。

本来、JBBF傘下の都道府県連盟の選手権大会には「その県に在住(または在ジム、在勤)している地域の都道府県連盟所属の選手」しか出場できません。

埼玉県にある高校野球部が東京都の甲子園予選大会に出場できないのと同じで、埼玉連盟所属の選手が東京連盟主催大会に出場できないということです。

ところが近年、メンズフィジーク、ビキニフィットネスのオールジャパンの予選にあたる大会を「地方オープン大会」と称し、他県からの選手も受け入れる大会が増えてきました。

例としては「埼玉オープン・メンズフィジーク大会」や「神奈川オープン・ビキニフィットネス大会」などですね。

ひとまとめにして「〇〇オープン・フィットネス大会」と称している場合もあります。

このオープンは「オープンゲーム」のオープンです。

このような大会が増えてくると、当然東京オープンも「他県から参加できる」「JBBF登録してなくても参加できる」と勘違いされるわけです。

そしてさらには地域オープン大会である湘南オープンや横浜オープンも出てきて、混乱はますます広がりました。

毎年東京連盟の事務局には他県から参加したいと数件の問い合わせがあります。

今年も「ノービス」と名称を変更したのに参加しようとした選手が2名くらいいました。

もちろん出場できないことを伝えるわけですが、以前の事務局の方はそれを伝えると、逆ギレされたこともあったと聞きます。

東京の選手はあまり感じないかもしれませんが、他県の選手は東京オープンは参加できるものと勘違いしてしまうものです。

そんな状況なので以前から東京連盟の役員の中でも「大会名を変えた方がいいんじゃないか」という雰囲気がなんとなくありました。

日本連盟(JBBF)からも「大会名を変更できないか」と要望があったらしいです。

そんな雰囲気が出てきてから23年たったころ、ようやく1人の理事が理事会で「東京オープンの名称を変更しませんか」と意見を出しました。

そこから事は一気に動き出し、多数決で「ノービス(novice:初心者、新参者)」に決まったわけです。

元々東京オープンも最初は「新人戦」という名称だったらしく、出場資格を厳しくしてレベルの高い選手は出場できないようにしています。

なので、「初心者、新参者」を意味するノービスという言葉がしっくりきたわけですね。

他団体であるNPCJを想起させるという声もありましたが、一昨年静岡県連盟もノービスボディビル大会を開催していますし、フィギュアスケート界でも使われている言葉です。

まだ慣れてないだけで、数年もしたらしっくりくるのではないでしょうか?

「初心者というほどレベルが低くないじゃないか!」というツッコミはおいときましょう。

まぁ正しいです。

東京ノービスは53日!

選手の皆さん、頑張ってください。

にほんブログ村 その他スポーツブログ ボディビルディングへ
にほんブログ村