今回もテレビ番組「カズレーザーと学ぶ」から「隠れ糖尿病」について解説されていたので紹介します。

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隠れ糖尿病とは?

「隠れ」のつかない通常の糖尿病というのは、

血液中のブドウ糖が増えたときに、

ブドウ糖を細胞に取り込むことができるインスリンというホルモンが出にくくなったり、

またインスリンが出せてもそれが効きにくくブドウ糖を細胞に取り込むことができず、

血液中に慢性的にブドウ糖が増えているという病態です。

この血液中のブドウ糖の量を「血糖値」として表しますが、

正常な人の場合血糖値は100 mg/dl前後で食後でも120 mg/dl程度だったりするのですが、

糖尿病と診断されている方は空腹時で126 mg/dl以上、

食後には200 300 mg/dlくらいまで上がる人もいます。

ここに「隠れ」がつく「隠れ糖尿病」というのは、

空腹時で100mg/dlをきるくらい低い状態を保っているのですが、

食後などに180 mg/dlくらいまで一気に上がり、

その後血糖値が一気に下がるという「血糖値スパイク」が日常的に起こっている状態です。

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「糖尿病予備軍」や「耐糖能異常」という用語もありますね。

このような状態だと主に空腹時に行う健康診断では見つかりません。

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なので「隠れ」がつくわけです。

この血糖値スパイクが日常的に起こっている状態が続けばやがて本物の糖尿病になりやすく、

また、高齢になった時に動脈硬化や認知症を発症する可能性が高くなるということです。

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わかりやすい症状としては食後の強い眠気がある人は要注意!

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血糖値スパイクが起こって血糖値が急激に下がったときに眠気がおこっている可能性があります。

ちなみにこの血糖値スパイクを日常的に起こしている人は終末糖化産物(AGEsが体の中でできやすく、

様々な病態を引き起こす可能性が高いのですが、

それはまた別のお話。

そして糖尿病というと、

なんとなく太っている方がなりやすいというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、

この隠れ糖尿病、若い痩せた女性に増えているということ。

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標準体重の人より瘦せ型の人の方が7倍かかりやすいというデータもあるそうです。

ここで「筋肉」がキーワードになるわけです。

すなわち「痩せた」と表現されていてもそれは「筋肉量が少ない」ということを表し、

この筋肉の少ない人が隠れ糖尿病になりやすいということ!

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身体の中で糖分を貯め込める器官は3つ。

血液中、肝臓、そして筋肉です。

筋肉には糖質を「グリコーゲン」として貯めることになります。

筋肉量が少ないということは糖分を貯める場所が少ないということ。

よって余分な糖質が血液中に溢れかえってしまう状況が起こるというわけです。

また、筋肉に脂肪がついた状態、いわゆる「霜降り筋肉」「筋肉のサシ」の状態だと、

インスリンが効きにくい状態となっており、

これも隠れ糖尿病を引き起こす要因となります。

筋肉のサシ、霜降り筋肉についてはこちら↓

筋トレは世界を救うvol.17~筋肉のサシ~ : 赤羽トレーニングセンター代表のブログ

筋トレは世界を救うvol.37~霜降り筋肉~ : 赤羽トレーニングセンター代表のブログ

そして筋肉量が少ないことも、

霜降り筋肉も、

どちらもその原因は「間違ったダイエット」と推察しています。

運動もしないで食事の量を減らすだけ、

または無理な糖質制限のようなダイエットをすると見た目や体重は痩せていても、

筋肉量が減ったり、または筋肉が霜降り状態になっていくということです。

番組内では食後に3分程度でいいので体を動かすこと、

18000歩を目指して歩くことなど勧めていましたが、

当然筋トレも解決策の1つになるわけです。

体重を減らすために食事量を減らすことは決して間違いではありませんが、

筋トレを併用しないと隠れ糖尿病になってしまいます

さぁ、筋肉を増やして糖を貯め込む器官を増やし、

安心して甘いものを食べられる身体を作りましょう

こうしてまた「筋トレが世界を救う」の根拠がここに記された。