さて今回はテレビネタではなく、

筋トレ系の雑誌をみていたらたまたま「イリシン」というホルモンがあることを知りました。

どうやらマイオカインの1つで認知症予防に効果があるとのことです。

これまで筋トレが認知症予防、改善になることはブログで何度も取り上げてきました。

そのメカニズムはおおよそ以下の通り。

    筋トレ→鈍化した感覚神経の機能回復→脳と感覚神経がつながる

    筋トレ→体内乳酸増加→BDNF値の向上→海馬の体積増加・活性化

    筋トレ→肥満、糖尿病、AGE産生の抑制→脳の血管炎症を抑制

このように筋トレが認知症予防にいいというのはいくつかの経路が考えられるわけですが、

ここにイリシンの影響も関与するとのこと。

イリシンとはどのようなものなのか?

ネットで調べた限りのことを羅列してみます。

    筋肉の収縮により筋肉の細胞膜にある「FNDC5」というタンパク質が切断され、血液中に放出されたものがイリシン

    名前の由来はギリシャ神話の伝令の女神「イリス(Iris)」からきており、筋肉から他の臓器へメッセージを伝える役割を象徴

    余分なエネルギーを蓄える「白色脂肪細胞」を、脂肪を燃やして熱を産生する「ベージュ脂肪細胞」へと変化させ代謝を向上

    インスリン感受性を高め糖代謝を改善

    BDNFの発現を促す

    骨芽細胞を活性化し、骨密度の維持に寄与

    筋トレや有酸素運動、寒冷刺激でも分泌促進

認知症予防、改善に良い要因としてはBDNFの発現を促すことが挙げられるようです。

BDNFとは脳由来神経栄養因子と呼ばれ、

脳内で作られるたんぱく質の一種であり、

脳細胞が傷つかないように保護したり、

新たに生まれた細胞の成長を促したりする働きがあります。

そして海馬の体積を増加させたり活性化させたりすることを通して認知症予防に役立ちます。

BDNFは体内で乳酸が増加するとそれにともなって増えると勉強したことがありますが、

イリシン分泌によっても増えるということです。

筋トレを通した認知症予防、改善に新たな経路があることが発見されましたね。

こうしてまた「筋トレが世界を救う」の根拠がここに記された。